オンラインレッスンのやり方とは? 始めるステップや成功のコツを解説
オンラインレッスンは場所を選ばずに始められるため、新たなビジネスモデルとして参入する人が増えています。
ここでは、始めるための流れや準備すべきもの、成功させるコツなどを紹介します。また、決済システムの種類や特徴についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
オンラインもすっかり日常になったね。
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オンラインレッスンを始めるための流れを確認
始めるための流れとして、一般的には次のステップで進めていきます。
- 開催する目的を決める
- 講座の内容を決める
- 使用する媒体や機材を決める
- リハーサルを行い確認する
- 集客方法を決める
- 決済システムを整える
- レッスンを開催し、改善していく
まずは、何のために行うのかを決め、目的を達成するためにどのような内容にするのかを考えましょう。また、同時に講座内容に合わせてどの媒体で発信するのか、それに必要な機材は何かをリストアップし、準備を進めていきます。
講座の準備が完了したら、何度かリハーサルを行い本番のレッスンを成功させるために課題点を改善していきましょう。
また、集客方法や決済システムについても事前に決めておく必要があり、準備が整い次第レッスンを開催します。終了後は、参加者にアンケートを取って改善点を見つけたり、関係者で反省会を行ったりして、次のレッスンまでに改善していくことがポイントです。
何から準備したらいいのかなあ。
オンラインレッスンを始めるために準備するもの
準備すべきものとして、次の4つが挙げられます。
- 配信用のアプリ
- インターネット環境
- スマホまたはパソコン
- 決済システム
それぞれについて、詳しく解説していきます。
配信用のアプリ
まずは、配信するためのアプリを用意しましょう。代表的なものとしては、zoomやSkype、LINEなどが挙げられます。
特に、zoomはオンラインレッスンで多く使われているアプリであり、簡単な操作で配信を行えます。また、通信が比較的安定していることもあり、安心して利用できるでしょう。
また、Skypeはマンツーマンの場合のレッスンに向いており、友達の管理やチャット機能が充実していることが特徴です。
そして、LINEも利用率が高く、プライベートレッスンで使われていることが多くなっています。
- POINT
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- zoomは広く利用されており、操作が簡単。
- Skypeは友達管理やチャット機能が充実していて便利。
- LINEの利用も増えてきている。
インターネット環境
アプリで配信するためには、インターネット環境が必須です。
ただ繋がれば良いのではなく、映像を共有する必要があるため、安定した通信環境であることが求められます。インターネットは光回線や置き型Wi-Fi、モバイルWi-Fiなど種類がありますが、最も高速で安定的な通信が可能なのは、光回線です。
レッスンは時間制で料金を決めていることがほとんどであるため、途中で通信が途絶えてしまうと参加者に損をしたと感じられてしまう恐れがあります。配信前には必ずインターネット環境を確認し、最適な環境でスタートできるようにしましょう。
- POINT
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- 高速かつ安定したインターネット環境なのは光回線。
- レッスン前には必ずネット環境を確認しておく。
スマートフォンまたはパソコン
音声と映像を配信するため、マイクとカメラ機能がついたスマートフォンまたはパソコンが必要です。
専用のマイクやカメラを揃えた方が良いのでは? と思うかもしれませんが、最近の電子機器は優れた性能のものが多く、マイクとカメラ機能さえついたデバイスであれば十分に代用できます。
こちらもインターネット環境と同じように、配信前にテストを行い正しく動作するかを確認しておくと安心です。
充電があるかも確認しておかないとね。
決済システム
こちらは必ずしも用意しておく必要はありませんが、多くの参加者の受講料を管理する際に便利です。1人ひとり徴収しているとミスやトラブルが発生しやすくなるため、システムを導入することで、安心かつ効率的に決済を行えるでしょう。
また、自動で予約から決済まで管理できるシステムを導入すると管理の手間が省けるため、人件費の削減や労力の軽減に繋がります。
これからサービスを大きくしていきたい、さまざまなジャンルで展開していきたい、という場合は、導入を検討してはいかがでしょうか。
オンラインレッスンを成功させるコツ
成功させるコツとして、次の3点が挙げられます。
- アンケートで受講者の意見を聞く
- トライアルレッスンを開催する
- 突然起こりうるトラブルに備える
一つずつ解説しますので、ぜひ意識して取り組んでみてください。
アンケートで受講者の意見を聞く
まずは、レッスンを受講してくれた人に対してアンケートを実施し、直接意見を聞くことがポイントです。
講座の内容や講師の印象、レッスンの時間など、改善点に繋がるポイントはたくさんあるでしょう。それについて、実際に受講してた人に直接問いかけることで、今後の改善点が明確になります。
また、アンケートによって顧客満足度が高まり、今後のリピート率を高める効果も期待できます。簡単なものでも良いため、受講者とコミュニケーションの機会を増やしていきましょう。
お客様の意見は大事にしたいね。
トライアルレッスンを開催する
長期的に複数回にわたって講座を開催していたり、1回の受講料を高額に設定している場合は、トライアルレッスンを開催することがおすすめです。
「興味を持っているが、料金が高くて受講を迷っている人」「どんな内容なのかを見てから受講を決めたい人」を取り込みやすくなるため、気軽に体験できる場を設けることで、より多くの人が集まりやすくなるでしょう。
無料や安価でお試しできるレッスンを開催し、新規のお客様も取り込めるように工夫してみることがポイントです。
- POINT
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- 新規のお客様を集客しやすい。
- 体験してもらうことで、受講を検討する機会につながる。
突然起こりうるトラブルに備える
オンラインで配信している以上、突然通信が切れたり画像や音声が乱れたりなどのトラブルが発生する可能性があります。
そのため、トラブルが起こってから慌てることのないように、事前に起こりうるトラブルについては備えておくことが大切です。
具体的には、開始前に通信テストを行っておくことや、いざ不良が発生した時に連絡を取れる手段を用意しておくことなどが挙げられます。そのほか、他のアプリを使用して配信できるように、あらかじめサブアプリを用意しておくと良いでしょう。
オンラインレッスンの決済システムの種類
ここでは、以下の決済システムの種類について、それぞれの特徴を紹介します。
- 銀行振込
- 予約システムの決済機能
- オンラインの集金システム
一つずつ解説します。
銀行振込
最も簡単なのは、銀行振込で代金を受け取る方法です。月謝制の場合は、毎月自動的に引き落としされる口座振替を設定しておくことで効率的に代金を回収できます。
ただし、滞納・未納のリスクがあることや、口座振替の手続きには時間がかかることがデメリットとして挙げられます。もし手間をかけずに回収したい場合は、次から紹介するシステムの導入がおすすめです。
予約システムの決済機能
レッスンの予約を管理できるシステムに、決済機能がついている場合があります。予約から支払いまでを一括管理できるため、支払い漏れや参加キャンセルを防げることが特徴です。
受講者によっては別の予約・入金方法が好まれる場合もあるため、銀行振込などにも対応しておくと安心です。
- POINT
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- 支払いの手間が省け、未払いやキャンセルも防ぎやすい。
- 便利な決済機能や銀行振込など、状況に応じた支払い方法を用意しておく。
オンラインの集金システム
決済リンクを発行し、クレジットカードの決済画面に直接リンクさせられるオンラインの集金システムもおすすめな決済方法の一つです。
初期費用や月額費用、決済手数料がかかる場合が多いものの、参加者はリンクをクリックすると簡単に決済できるため、煩雑な手続きをせずに申し込みが完了します。継続課金に対応しているものもあるため、複数のサービスを検討してから利用を決めると良いでしょう。
やることをリストアップしておきましょう。
まとめ
今回は、オンラインレッスンを始めるための手順や準備物、成功させるコツなどを紹介しました。受講者の満足度を高めるためには、当日までの準備を徹底し、スムーズな対応をすることが欠かせません。
満足度が高くリピートしてもらえるレッスンを配信していけるように、今回紹介した内容を参考にしてみてください。