LINEでメッセージを予約送信する3つの方法とは?注意点も解説

LINEでメッセージを予約送信する3つの方法と注意点についての説明

「LINE上で誰かにメッセージを予約送信したいが、やり方がわからない」「そもそも、決まった日時に送信する機能ってあるの?」と疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

本記事では、予約送信はできるのかどうかについてと、予約送信を可能にする3つの方法を解説します。

店舗の販促キャンペーンなどで自動メッセージを送信したい方や、重要なメッセージを確実に送信したいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

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LINEアプリでメッセージの予約送信はできない

両手でバツのマークをしている女性

メッセージを特定の日時に送信するための予約をしておきたい、と思った際、通常のLINEアプリでは予約送信を行うことはできません。指定の時間に送信する機能は提供されておらず、即時送信のみとなるため、特定の日時に自身で送信する必要があります。

しかし、他のアプリやツールを併用することで、あらかじめ決めておいた日時に送信することが可能です。以下より、予約送信を可能にする3つの方法を紹介します。

男性

方法はあるんだね!

予約送信する3つの方法

スマホを操作する男性

主な方法として挙げられるのは、以下です。

  • 公式アカウントを使う
  • 予約送信 for LINEを使う(iPhone限定)
  • ショートカットアプリを使う(iPhone限定)

それぞれについて、やり方を確認しましょう。

公式アカウントを使う

次の3つの手順で送信可能です。

  1. アカウント作成
  2. 友だち登録
  3. メッセージの設定

アカウント作成

LINE公式アカウントを利用するために、専用のアプリをインストールしましょう。iPhoneとAndroidの両方に対応しているため、あらゆるデバイスで利用可能です。

iPhone
Android

アプリのインストールが完了したら、アカウントを作成します。アプリを起動して画面の指示に従い、必要な設定と個人アカウントとの連携を行うことで、サービスを利用できるようになります。

POINT
  • LINE公式のアカウントを作成し、個人アカウントと連携させる。

友だち登録

続いて、メッセージを送信したい相手に公式アカウントを「友だち登録」してもらう必要があるため、以下のいずれかの方法で登録してもらいましょう。

  • ID検索してもらう
  • QRコードを読み取ってもらう
  • 友だち追加ボタンを設置する
  • 電話番号で検索してもらう
  • アカウント名で検索してもらう
女性

やり方は個人アカウントと一緒ね

メッセージの設定

続いて、アプリのメッセージ作成画面で以下の手順を実行します。

  1. ホームから「メッセージを配信する」をタップして文章を作成
  2. 「+追加」から「テキスト」を選択して入力画面を開く
  3. 送信したい文章を入力し、終わったら「次へ」をタップ
  4. 「メッセージ設定」から「配信予約」のボタンをオンにする
  5. カレンダーアイコンをタップして日時を設定し、「設定」をタップ
  6. 「メッセージ設定」画面に戻り、「配信」画面をタップ

以上の手順で、指定の日時に送信できるようになります。

嬉しそうな女性

簡単!

予約送信 for LINEを使う(iPhone限定)

次の手順で、送りたい内容を設定できます。

  1. アプリをインストール
  2. グループにアカウントを追加
  3. メッセージの設定

アプリをインストール

個人用のグループに対してのみ利用でき、iPhone専用のツールとなるため、Androidでは使用できないため注意してください。

ダウンロードリンク

アプリのインストールが完了したら、右上の「追加」をタップします。この際、個人用LINEのアカウント情報(メールアドレスとパスワード)を入力して認証を行います。

続いて、どのグループに配信するのかを選択し、「同意して連携する」ボタンをタップしてください。

POINT
  • iPhoneユーザーのみ利用できる

グループにアカウントを追加

個人用アカウントにトークルーム「LINE Notify」が追加されるため、グループにアカウントを招待します。

トークルーム画面右上の三本線をタップし、「招待」から「LINE Notify」を選択して行えます。これにより、予約投稿機能を利用可能です。

男性

こんな方法があったんだね

メッセージの設定

指定の日時に送るメッセージを設定するには、まずアプリを起動して送信したいグループのボタンを「オン」にします。

選択したグループのカレンダーが表示されるため、画面内にある「LINEを予約する」のボタンから日時を設定し、送る文章を入力しましょう。入力内容は設定画面にプレビューされるため、確認後に「LINEを予約する」ボタンをタップして設定完了です。

上記の手順で、指定した日時にメッセージが送信されます。

POINT
  • アプリで手順に沿って操作すれば簡単に予約投稿できる。

ショートカットアプリを使う(iPhone限定)

iPhoneの場合、Appleが公式ツールとしてリリースしているアプリ「ショートカット」を使い、予約送信することもできます。

  1. 個人用オートメーションを作成
  2. 予約日時の設定
  3. メッセージ設定

初めて利用する方でも分かるように、簡単に解説します。

個人用オートメーションを作成

まず、iPhoneにデフォルトでインストールされている「ショートカット」アプリを開きましょう。もし見当たらない場合、App Storeからダウンロードしてください。

ダウンロードリンク

アプリの画面上部にある「オートメーション」タブを選択し、個人用オートメーションを作成します。メニューが表示されていない場合は、右上の「+」ボタンをタップしてください。

悩む男女

そんなアプリが入ってたんだ

予約日時の設定

次に、新規オートメーション画面から日時を選択します。日時は後で変更したり、繰り返し頻度を設定したりすることも可能です。

設定が終わったら「次へ」をタップし、「アクション」画面でアクションを追加します。アクションを追加する際、「App」のタブからLINEを選択してください。

アクション画面で「メッセージを送信」を選択し、送信相手を選びましょう。

POINT
  • 後で日時を変更すること、繰り返しの頻度を設定することも可能。

メッセージ設定

続いて「メッセージ」をタップし、送信する内容を入力します。

「新規オートメーション」画面で「実行の前に尋ねる」をオフにし、表示される画面で「尋ねない」を選んでください。この設定をオンにすると、指定した時間に通知バナーが表示されるだけになり、自動送信が実行されません。そのため、指定時間に自動的に送信したい場合はオフにしておきましょう。

「実行時に通知」の設定については、お好みで行ってください。オンにすると送信時に通知が届く仕組みです。

上記の手順で設定を終えたら、「完了」をタップして設定が完了するため、指定した内容が送信されます。

講師の女性

自動送信したい場合は、確認の通知をオフにしましょう

予約送信する際の注意点

スマートフォンを真剣に操作している女性

メッセージを送る際は、次のポイントに注意しましょう。

  • 送信日時を間違えないようにする
  • ツールによって異なる規約を確認する
  • テストで問題がないか確認する

1つずつ解説します。

送信日時を間違えないようにする

予約送信する際、送信日時の確認は欠かせません。

誤った日時に送信すると、計画した施策に支障が出る可能性があり、ユーザーが混乱を招いてしまうことも考えられます。特に、店舗の販促キャンペーンなどのお知らせに活用する際は、間違った情報を伝えると信頼性を失うことにも繋がるため、十分な注意が必要です。

注意深く日時を確認し、ミスを防ぐために事前のチェックを怠らないようにしましょう。

POINT
  • 予約完了の前に必ず日時や内容を確認。

ツールによって異なる規約を確認する

予約送信を行うには、外部のツールを使用することが一般的ですが、各ツールごとに異なる規約が存在することにも注意が必要です。

特に、公式アカウントは複数の規約があるため、これらを守れなかった場合、配信が制限される可能性があります。最悪の場合、アカウント停止措置となる可能性もあるため、規約を守ることを忘れてはいけません。

利用規約とプライバシーポリシーを詳細に確認し、ルール遵守を徹底しましょう。

講師の女性

ツールによってルールが違うので事前に確認しましょう

テストで問題がないか確認する

最後に、本配信を行う前に、必ずテストを行うことが欠かせません。

公式アカウントでは、実際に表示される内容を特定のアカウントへテスト送信し、最終確認することができます。このテストにより、内容に問題がないかを確認し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための調整を行いましょう。

本配信前にテストを行うことで、安心してメッセージを送信できます。

POINT
  • テスト送信ができるので、本番送信の前に必ずチェックする。

まとめ

本記事では、LINEでメッセージを予約送信する方法やその注意点について解説しました。

外部ツールを使うことで指定の日時に配信できるため、送信日時や規約に注意しつつ、効果的にツールを利用することが大切です。今回の内容を参考に、外部ツールを使った予約送信機能を活用してみてはいかがでしょうか。

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