予約システムとホットペッパーを連携すべき? おすすめのシステムも紹介

予約システムとホットペッパーを連携すべき?おすすめのシステムも紹介

サロンや美容室の予約方法として、ホットペッパーを導入している企業も多いのではないでしょうか。また、別の予約システムも使っており、合わせて活用する方法を探している方も少なくありません。

今回は、ホットペッパーと予約システムを連携する効果や連携可能な予約システム7選を紹介します。

店舗の予約体制を整え、業務効率を高めたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

▼ 目次[表示] ▲ 目次[非表示]

ホットペッパーとは?

女性

ホットペッパーは、日本を中心に展開されているレストランや美容サロンなどの予約やクーポン情報を提供するポータルサイトです。ユーザーは、地域やジャンルなどの条件からお店を検索し、口コミや評価を参考に予約を行うことができます。

店舗側も、空き状況の管理や集客のために活用できるシステムとして利用されています。

利用者と事業者の双方にとって便利な情報提供プラットフォームとして、幅広い層に支持されていることが特長です。

ホットペッパーのメリット

ホットペッパーのメリットとして、まずユーザーにとって便利な予約システムが提供されていることが挙げられます。ユーザーは自宅や外出先から簡単に予約可能であり、希望の日時や条件に合ったお店を見つけやすくなっています。

また、口コミや評価も参考にできるため、信頼性の高い情報を得ることができます。

一方、事業者にとっても集客や顧客管理の効率化が図れることは、メリットの一つです。ホットペッパーを通じて新規の顧客を獲得することができるだけでなく、予約管理や顧客情報の管理も容易に行えます。

さらに、プロモーションツールを活用することで、販促活動の効果を高めることも可能です。これらのメリットにより、ホットペッパーは利用者と事業者の双方にとって大きな利益をもたらしています

POINT

・顧客の利便性が上がる。

・新規顧客獲得に繋がる。

・予約管理、顧客情報の管理が容易。

ホットペッパーのデメリット

デメリットの一つは、競争の激化による価格競争の増加です。多くの店舗がホットペッパーを利用して集客を図るため、割引やクーポンを提供することが一般的となり、収益の減少につながる場合があります

また、掲載される口コミや評価は、偽の情報や批判的なコメントが混入する可能性もあり、信頼性の低下やイメージの悪化につながる恐れがあります。

さらに、手数料や広告費用が高額な場合もあり、経営に負担をかけることがあります。これらのデメリットを踏まえ、事業者はホットペッパーを活用する際に注意が必要です。

女性
費用対効果をしっかり算出することが大事です

ホットペッパーと予約システムを連携する効果は?

美容師の女性

ホットペッパーと予約システムを連携する効果として、次の2点が挙げられます。

ホットペッパーと予約システムを連携する効果
  • 予約を一元管理できる
  • 集客力を強化できる

それぞれの効果について確認しましょう。

予約を一元管理できる

ホットペッパーと予約システムを連携することで、事業者は予約を一元管理が容易に行えます。複数の予約プラットフォームを独立して管理する必要がなくなり、予約の重複やスケジュールの混乱を回避できます。

店舗側は、ホットペッパーを通じて入る予約を、既存の予約システムと統合して簡単かつ効率的に管理可能です。これにより、時間や労力を節約しながら、顧客サービスの向上や運営の効率化が図れます

集客力を強化できる

ホットペッパーと予約システムを連携することで、事業者は集客力を強化することが可能です。

ホットペッパーは多くのユーザーに利用されており、そのプラットフォームを通じて店舗の情報が広く発信されます。予約システムとの連携により、ホットペッパー経由での予約を受け付けることで新規顧客を獲得するだけでなく、既存顧客にもアプローチすることが可能です。

特に、提供するクーポンや割引情報を活用することで、より多くのユーザーの目に留まり、来店率を高められるでしょう。これにより、集客の幅を広げることができ、売上向上につながりやすくなります

POINT

・利用ユーザーが多いことから新規顧客獲得に繋がる。

・ホットペッパーで情報発信することで既存顧客にもアプローチすることが可能。

ホットペッパービューティーと連携できる予約システム7選

女性と予約システム

ここでは、連携可能な予約システムについて、以下の7つを紹介します。

  1. Mobius(メビウス)
  2. ペパミ
  3. ワンモアハンド
  4. Salon Connect(サロンコネクト)
  5. coming-soon(カミングスーン)
  6. LiME(ライム)
  7. RESERVA(レゼルバ)

それぞれのシステムについて特徴を確認し、店舗運営を効率化できるツールを見つけてみてください。

Mobius(メビウス)

Mobiusは、POSレジ・アプリ・予約連携をオールインワンで提供する予約システムです。

複数の予約サイトの情報を一元管理できる予約システムなので、ダブルブッキングの心配が不要。さらに充実の売上分析やカルテ・写真・手書きメモ保存機能など様々な業務をサポートしています。

インスタやGoogle MapをMobiusと紐付けし、ダイレクトにスタッフ指名ページに遷移させ、サロン予約システムとして使用することが可能です。自社専用の予約システムが簡単に導入できます

ペパミ

ペパミは、導入手数料無料、月額4,680円(税込)LINEからの予約を自動でサロンボードに反映させる便利な予約システムです。

専用の予約サイトへのログインなどが不要で、お客様はLINEから簡単に予約でき、ショップカードやクーポンにも対応しています。1ヵ月無料体験があり、実質1ヶ月分の利用料金が無料になります。

ワンモアハンド

ワンモアハンドは、月額基本利用料金は5,478円(税込)で利用できる、サロン・ネイル・整骨院・鍼灸院向けの専用予約システムです。自動連携を含む便利な機能が充実しており、各サロン専門に設計されたシステムなので、予約や顧客管理がスムーズに行えます。

さらに、スマホ・タブレット・PCからの利用や、ネット・電話・店頭からの予約もまとめて管理可能です。売上集計や分析機能も備えており、直感的に集客状況を把握できます。1ヶ月無料体験も可能なため、まずはお試しから始めてみると良いでしょう。

Salon Connect(サロンコネクト)

Salon Connect(サロンコネクト)は、ヘアサロン・ネイル・まつげ・エステ・リラクサロン向けの有料予約システムです。ポータルサイト同士を自動連携し、ダブルブッキングや予約取りこぼしをゼロにします。

顧客管理や会計、カルテなどの機能も備え、24時間いつでもネット予約を受け付けられます。初週は無料で利用可能で、初期導入費用・月額費用ともに0円から始められる点は大きな魅力です。なお、PC、スマホ、タブレットのいずれにも対応しています。

coming-soon(カミングスーン)

coming-soon(カミングスーン)は、サロン業界に特化した特許認定のネット予約・売上管理POSシステムです。初期費用はライトプランが30,000円月額費用は12,000円から利用できます。

美容室、ネイルサロン、エステサロンなど幅広いサロンに対応し、来店行動を予約専用アプリへプッシュ通知で通知する機能が特徴です。顧客の来店行動を学習し、自動でメッセージを送信するカミングメール機能が利用できます。

また、組み合わせ不可能な施術を自動的にはじいてくれるため、ダブルブッキングやオーバーブッキングを事前に回避できます。

LiME(ライム)

LiME(ライム)は、美容師が企画・制作し、開発された予約システムです。リラクゼーションサロンでも利用可能で、豊富なカルテ管理機能を備えています。

写真保存やメモ、カウンセリングシート機能などがあり、現場での使いやすさを重視しています。また、LINE・Instagram・Googleでの予約受付が可能で、顧客と美容師のLINEを連携させることで、髪型履歴を共有できるのも特徴です。

無料プランから利用でき、売上に応じてカルテ管理プランやネット予約プランも選択できます。LiMEは、美容サロンの効率的な運営を支援する優れたツールといえます。

RESERVA(レゼルバ)

RESERVA(レゼルバ)は、国内トップクラスの実績を持つ予約管理システムで、導入数20万社以上の豊富な実績があります。特にリラクゼーションサロンに特化し、多言語表示や次回予約の簡易化、前日のリマインドメール送信など、使いやすい機能が充実しています。

初期費用はすべて0円で、フリープランからスイートプランまで、自社の規模やニーズに合わせたプランを選択可能です。

PC・スマホ・タブレットに対応し、24時間受付可能な体制により、取りこぼしを防ぎます。予約受付から集客まで一貫して自動化され、外国語対応機能も搭載されています。

RESERVAは、リラクゼーションサロンの運営を効率化し、ビジネスの成長をサポートしてくれるシステムといえるでしょう。

女性
ホットペッパーのみではカバーできない
自サロンに必要な機能をもつシステムを選びましょう

まとめ

今回は、予約システムとホットペッパーを連携する効果や、連携可能なおすすめの予約システムを紹介しました。予約システムを連携することで予約経路が増え、集客力の向上が期待できるため、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事