美容室がネットを使って集客するためのサイトの作り方

スマホを操作する様子とSEARCHの文字の合成イメージ

美容室ホームページのSEO(検索エンジン最適化)について

「SEOという言葉は聞いたことがある」という人は多いと思います。

SEOとは略語で正式には「Search Engine Optimization」といい、日本語にすると「検索エンジンの最適化」と訳されています。

「検索エンジンの最適化」といわれても…ちょっと分かりにくいですよね?

検索エンジンとはGoogleやYahoo!などインターネット上の様々なコンテンツを探すサービスのことです。日本で一番利用されているのはGoogleのシェア74%で、次がYahoo!の20%になります。

みなさんは何かを調べたいとき、GoogleやYahoo!を使いキーワードを入力して検索をしませんか? そのとき上位表示されているホームページからクリックしやすいですよね。

検索エンジンの検索結果は上位ほど多くクリックされるので、検索結果の上位に表示されるとホームページのアクセス数が多くなります。なので検索結果を少しでも上位に表示させるSEOが重要になってくるということです。

また、Yahoo!は内部的にGoogleを利用しているのでGoogleとYahoo!はほぼ同じ検索結果を表示します。つまり、Googleの検索結果で上位表示をされるとYahoo!でも上位表示されるということになります。Googleのシェア74%とYahoo!のシェア20%を足した94%の検索結果で上位表示されるということは、Google対策をすればSEO対策になるということですね。

「うーん、何だか難しそうだな」と諦めず、ちょっとしたポイントを知って美容室の宣伝や集客に役立ててみませんか?

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美容室ホームページのSEO 7つのポイント

今回は「美容室のホームページSEOは必要」と思った人へ7つのポイントを順番にお伝えします

①コンテンツ制作

美容室のホームページに「コラム」や「ブログ」といったコンテンツを作ってみましょう。

②ペルソナ設定

来て欲しいお客様やターゲット層を絞り込んだ文章を作成するために「美容室を探している20代のオシャレなOL」のようにペルソナを考えます。

③文章の内容をどうするか

ペルソナに沿って「コラム」や「ブログ」の文章を考えます。文章は人気のヘアスタイル、おすすめのメニュー、ヘアケア商品など美容室に関わる内容を作成します。

④キーワード選定

文章を作成するときは、適切なキーワードを配置するのがポイントです。キーワードとは文章に一定の間隔で入れていくとても重要な言葉のことです。

⑤記事にキーワードを入れ込む

上位のキーワードを3個程選び、文章全体の5%ずつ盛り込むことがポイントです。たとえば「美容室」や「ヘアサロン」は必須で、その他に「人気」「最新」「流行」といった美容室の特性を入れましょう。

⑥読みやすい記事にする

専門用語は使わずに、お客様にとって読みやすく、分かりやすい文章で解説しましょう。

⑦ヘアスタイルや商品の画像も一緒に

コンテンツを充実させるために、お客様にとってのお役立ち情報を発信し、お客様がよりイメージしやすいようにヘアスタイルや商品の画像も一緒に掲載することをおすすめします。

Search Engine Optimization の文字と紙とペン

美容室の情報発信からはじめてみましょう

検索エンジンは検索結果をどのような順番で表示するか、独自の判断基準を持っているので、その判断基準に近づける必要があります。GoogleやYahoo!やYouTubeなどで「SEO」と検索すれば多くの情報や対策方法を学べます。

テクニカル的な部分は難しいと思いますが、今まで美容室のホームページにほとんど興味がなく「何年か前に作ってから更新していない」とか「何を書けば良いか分からない」という人は、この機会に「コラム」や「ブログ」といったコンテンツを作成し、美容室の情報発信からはじめてみませんか

美容室のブログ何から始めればいい?

美容室のブログを書いていくうえで最も大切なことは以下の8つです。

  1. お客様目線であること
  2. ターゲットを決める(年代・性別・スタイル・メニュー・商品など)
  3. 記事で達成する目標を決める(集客・求人・商品販売など)
  4. ニーズやトレンドを捉えたキーワードを選ぶ
  5. キーワードを含めた記事のタイトルを考える
  6. 書く前に構成を決めましょう(結論から書き後から理由を書く)
  7. 簡潔に書く
  8. ひらがな・カタカナ・漢字の割合を意識(ひらがな7割・漢字2割・カタカナ1割)

また、お客様に見ていただくブログを書くときには、なるべく難しい表現や言葉、業界専門用語などを使わないように気をつけましょう。たとえば「ph1.8の強酸性のトリートメントの力で」とか「髪の8割をしめる主成分がケラチンタンパク質なので」など、つい専門的な説明文になってしまいがちな文章もお客様に分かりやすい伝え方で書いていくと良いです。

上位表示されやすいページとは?

一言でまとめると「お客様が知りたい情報をわかりやすく的確に提示されているページ」のことです。お客様は知りたい情報を求めてYahoo!やGoogleなどの検索エンジンにキーワードを入力します。たとえば、「髪質改善 渋谷」「インナーカラー 赤」「ヘアアレンジ ショート」など、キーワード検索とは検索エンジンに質問をしているようなものになります。

それに対して検索エンジンは入力されたキーワードから「この検索ユーザー(お客様)は、きっとこんな情報を知りたいと思っているはず」と判断して答えとなるようなページを探し、まとめて検索結果に表示します。上位表示されやすいページとは、お客様の悩みや質問とうまくマッチしてニーズを満たしてくれる情報が掲載されているか?ということになります。

被リンクとは? SEOの効果はある?

自店のホームページをもっと多くの人に見てもらうために必要な要素とテクニックがいくつかあります。その中のひとつ『被リンク(ひりんく)』という要素について簡単に解説します。被リンクとは、自店のホームページやサイト内コンテンツが他店のサイト(ブログやコラム)からリンクされていることを指します。「他社のサイトに、自店のホームページのリンクを張ってもらう」と言った方が分かりやすいかもしれませんね。なぜ被リンクが重要なのかというと、被リンクが多いサイトは人気が高いサイトとしてGoogleなどの検索エンジンに認識され、検索結果で上位表示されやすいといわれてます。

被リンクってどうやって集めるの?

サイト運営者や、Instagram、Facebook、TwitterなどのSNSで、他のサイトのリンクを張るときの気持ちは、その情報を他の誰かに紹介したいときです。
たとえば

  1. トレンド情報を見つけたので拡散したい
  2. かわいいヘアアレンジ写真を見つけたから他の人にも知ってほしい
  3. 髪がキレイになりそうなヘアケア情報をブログで紹介しよう
  4. すごくお得なキャンペーンがあったから友達にも教えたい

以上のように閲覧者から魅力的だと思われる情報が自店のサイトにあればリンクを張ってもらえるでしょう。また、FacebookやTwitterで投稿するときは必ずサイトのURLをいれておきましょう。SNSは無料で情報を拡散でき、内容に興味をもった人たちにリーチしやすい特性があるので是非活用してくださいね!

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