美容室の新規オープンまでの流れを徹底解説〜失敗しない独立方法

鏡、椅子、機械があるサロンのイラスト

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美容室等の美容系で勤務されている人は、いつかは独立したい。自分の美容室を持ちたい。と考えることも多いのではないでしょうか?

そんな人向けに今回の記事では美容室の新規オープンまでの流れを解説していきます。1つでも多くの事前情報を取得し失敗しない独立を目指しましょう。また、美容室の新規オープン計画が実際に動き始めると非常に忙しくなります。そうならないためにも計画期間中から新規オープンに向けて準備する必要があります。

美容室を新規オープンする前に考えるべきこと

美容室に限らずネイルサロン、マツエクサロン、エステサロンなど美容事業で開業したい場合、一般的な流れは次のようになります。

①事業内容計画書の作成

どのようなコンセプト・ブランディングで、どこにいつオープンするのか。年代別のターゲットを決め集客が可能か。月いくらの売上があるのか。など1つ1つ構成する必要があります。構成がまとまり次第、事業計画書の作成になります。

②店舗物件を決める

美容室を新規オープンする場所によって、売上の成果が大きく変動します。そのため、店舗物件の決定は慎重に行わなければいけません。美容室の成否は出店場所で7割決まるとも言われています。

③資金調達

創設時に必要な資金は自己資本だけでは補うことは難しいです。そのため金融機関より融資を受ける必要があります。融資に関してはこちらをご確認下さい。

関連記事:美容室の独立資金はいくら必要?

④内装・外装工事を行う

いよいよ内装・外装の施工になります。出店地域に合う美容室を作りあげます。

⑤各種届出提出

美容室を新規オープンする際には保健所に美容所開設届けを提出する必要があります。

開設届け提出時に必要になるもの
  • 開設届け
  • 施設の構造設備を記載した平面図
  • スタッフ全員の診断書
  • スタッフ全員の理容師・美容師免許証
  • 管理美容師証

美容所許可証を取得するのに約1~2ヶ月ほど必要となります。新規オープン日から逆算し事前に開設届けの提出を行いましょう。また税務署へ開業届の提出も必要となります。

⑥オープン

準備が終了すればオープンとなります。オープン前にポスティングや集客サイトで宣伝活動をしましょう。

以上の①~⑥を新規オープンの際に考える必要があります。

シャンプー台のイラスト

技術があり固定客がいるのか?

美容室を新規オープンさせるためには美容師としての技術が必要になります。しかし、ただやみくもにカットやカラーを繰り返せばいいというわけではありません。さらに、お客様から支持される美容師になるには接客術も重要になります。オープン前に一度スキルの振り返りをしていきましょう。

美容師という職業はお客様の髪の状態を美しく整えたり、理想のスタイルに近づけることです。これらを実現するには高い技術力が必要になります。技術は知識と多くの経験を積むことで身につけることができます。カットやカラー、パーマなど施術の内容はお客様によって変化します。また、今の髪の状態や癖などにより左右さるため、学んだ知識を応用しお客様にとって1番いい提案をする必要があります。こういった積み重ねが指名や固定化につながります。

新規オープン時に気を付けるポイントとして、今いるお客様は本当にあなたを支持してくれているかが重要になります。独立・開業した美容室の運営がうまくいかない原因に、この固定客が想定以上に来店してくれないということがあります。お客様はあなたを支持していたのではなく、働いていた美容室を支持していたということや、その美容室を支持していたということも独立後に発覚することも非常に多いです。

そのため独立・開業し美容室を新規オープンさせてもお客様が来店してくれず、売上が思った以上に伸びないという状況に陥ります。そうならないためにも新規オープン前に十分な知識と経験を積み、お客様に支持される美容師になる必要があります

外から見たサロンの建物のイラスト

資金と出店候補の場所があるか

ある程度の集客の目途が立った段階で、次は資金調達・出店場所(物件探し)が始まります。上記でも触れていますが美容室の新規オープンが成功するかどうかは、この出店場所で決まるといっても過言ではありません。出店場所を選ぶポイントとしては抑えておきたいところは下記となります。

出店場所を選ぶポイント
  • 固定客が移動できる範囲
  • コンセプトと合っているか
  • 資金とのバランスが合っているか
  • 新規集客ができるかどうか

まず1番重要になのは固定客が移動できる場所かという事になります。美容室をオープンさせてから新規顧客が来店してくれるまでは、この固定客が美容室の売上を作ります。そのため固定客が移動できる範囲に出店する必要があります。現在勤めている(勤めていた)美容室から固定客が移動できる範囲内に出店することをおすすめします。

次にコンセプトとマッチしているかどうかです。広さや景色、路面・空中店舗等テナントは様々です。その中から自分のコンセプトと一番合い、なおかつ資金も抑えられる場所を探す必要があります。また居抜き物件を借りる場合は、以前の美容室が閉店した理由をリサーチすることを忘れずに行ってください。そして最後に新規集客を行うことができるかという事になります。

固定客が移動しやすく、コンセプトとも合い資金も想定内に収められても、新規集客をすることができない場所ではNGです。この新規集客は地域データを取得し考察する必要があります。最寄り駅までの距離や駐車場の有無、地域の平均年齢・男女比など多くの事を調べる必要があります。

集客対策と広告の流れ

出店場所が決まった後は集客対策(広告宣伝)です。広告宣伝には可能な限り費用を使いましょう。新規オープンにあたり少しでも節約をしようと多くのオーナーはこの広告費を削減してしまいます。しかし一番費用をかけるべきポイントは内装や外装、各種備品ではなくこの広告費です。広告にも様々な種類が存在します。詳しく解説していきましょう。

集客サイト

広告というと真っ先に浮かぶのがこの集客サイトです。非常に多くのお客様が使用をしているため、新店の認知度アップや新規集客には欠かせないものとなっています。しかしランニングコストが高く、費用対効果も1.1〜2倍が限界であるといわれています。

ポスティング

自店のチラシを作り近隣へ配る広告方法です。マーケティング範囲や戻り率による費用対効果などを計算しやすいことや、自店のスタッフやオーナー自身で行うことができる広告となっています。デメリットとしては初期の段階でチラシを作成する費用が掛かることや、せっかく作成したものをそのまま捨てられてしまう可能性もあることです。

SNS

現在、一番勢いのある集客方法になります。無料で始めることができ、なおかつ手軽に行えます。集客とは離れますが求人に対しても大きな効果を発揮しています。ですが、影響力のあるSNSアカウントを作るまでに時間がかかります。美容室のコンセプトにあうスタイルを作成し投稿。投稿の反応からデータを集計し改善と、無料で行うことはできるが非常に手間のかかる作業となります

紹介

美容室に限らず一番の集客方法はこの紹介です。既存のお客様にご紹介をしていただくことで新規集客を行うことができます。新規オープンからきて下さる固定客の方に、お知り合いやご友人をご紹介していただき、さらにその方にも新たなお客様を紹介してもらうことで新規のお客様を増やすことができます。しかし、ご紹介していただくためお客様からの事前ハードルは必然と高くなるので、接客や技術が伴わないと新規のお客様はおろか固定客の失客にもつながります

スマホを操作する人と「SEARCH」の文字があるイラスト

ホームページとPOSアプリについて

集客、求人、予約、予約の確認・変更、お問い合わせ..etc

美容室には様々なお問い合わせがきます。そんな時にお客様はどこからお店へ連絡しているのでしょうか。お客様が美容室へ連絡をするときの心理としては「美容室選びに失敗したくない」「緊急で連絡をしたいが連絡先が分からない」などの理由が挙げられます。こういったときにお客様はWebでお店を検索します。

この時に集客サイトにしか情報がない美容室、情報が全く出てこない美容室はお客様の不信感につながり、失客をする可能性が非常に高まります。ホームページはWeb上におけるお店の看板です。新規オープンする際にお店の看板を作らない方はいないでしょう。そのようにWeb上にも看板を作成する必要があります

また、高い広告費をかけて集客した新規客を固定客にするためにはアプリが必須となります。集客サイトは自社以外にも多くの美容室が掲載されているためお客様が目移りしやすくなるからです。また自社アプリがあればプッシュ通知などによりお店の効率化を図ることも可能となります。このように今後の美容室運営にはホームページはもちろん、アプリを持つことが必須となることは間違いありません。

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