美容学校の就職活動や時期について〜求人獲得のためにやっておきたいこと

美容学生が並んでいる様子

美容室における美容学生の獲得は非常に重要になってきます。

現在いるスタッフがデビューしスタイリストとなり売上を上げるにはアシスタントが必須になります。

そのためにも美容学生へ正しいアプローチやアピールをしなければなりません。今回は美容学生の就職活動について記載致します。

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美容室への就職活動は1年生からスタート

履歴書や電卓、カレンダー

美容学生がいつごろから就職活動を始めるかご存じでしょうか?

一般の専門学校では2年生の春が主流となっていますが、美容学生の多くは1年生の秋~冬には就職活動を開始致します。

春休みを利用してサロン見学に行っている学生が多い状況です。

就職活動の早い学生の多くは入学時から有名サロンでの就職を希望する、もしくは知人や身内などある程度絞り込みが出来ている方。絞り込みが出来ていないが就活の意識が高い学生さんは求人票やネット情報、SNSなどを見てサロン見学に行きます。

就活時にサロン見学を必ず行っている

サロンの待合スペース

多くの美容専門学校では、必ずサロン見学へ行くよう学生へ指導をしています。

講師の女性

サロン見学に行かなければ、本当に働きたいサロンが見つからない
沢山の美容室を実際に肌で感じ、就職先を見つけて欲しい
自分がお客様として美容室に行き本当の接客を見てほしい

美容学校の先生の意見としては上記が述べられます。

その理由として内定後にイメージと違ったなどの理由で退職をしてしまう美容学生が多いからです。

また、美容学生が

悩む男女

ここに就職したい
サロンのことをもっと知りたい
どんなスタッフが働いているのだろう

などの興味をもてば学生は足を運びます。何度も足を運んでサロンをより知った上で就職を決めている学生が多いです。

美容室の見学に行く前にお客様として体験

ノートパソコンの前に座っている女性

サロン見学ではなく、「色んな美容室に施術を受けに行き、サロンを見てくるように」そんな指導をしている美容学校も多くあります。しかし、お金がなく、色んな美容室で施術を受けに行く回数は少ないのが現状です。

遠方の実家から通っている学生は、移動時間に時間を取られ、アルバイトが出来ない学生や奨学金を借りている学生などが多いからです。

POINT
  • 費用面や移動時間のハードルがあり、いろんなサロンに行くのは難しい。

美容学生さんへアルバイト募集でアプローチ

笑顔でハサミと櫛を持っている女性

サロン内定に決まりやすい方法として、美容学生をアルバイトで雇用するといった手段もあります。

美容学校1年生からのアルバイト雇用からそのサロンに就職をする学生も多くいます。

中にはバイトだけして他サロンへ就職する学生もいますが、バイトをしてくれている学生がサロンについて友達に話すことで美容室の認知度を高めることもできます。

ぜひ、アルバイト募集のサロンさんは、学生求人情報をホームページや求人票、掲載中の求人サイトで表記してください。

嬉しそうな女性

アルバイトからだと始めやすい

美容学生向けの体験施術クーポン

スマートフォンとクーポン

次に会社パンフレットに体験クーポンを付け、美容室に足を運んでもらう方法です。

SNSなどで発信してみるのも良いと思いますし、SNSを見たあと学生さんはインターネット上でサロンを検索してホームページを見るのでホームページでも適切な情報出しをしましょう。

POINT
  • パンフレットやホームページで体験クーポンを出す

まとめ

時代の変化と共に美容学生の就職活動の動き方、探し方は今後も変化していきます。

しかし、今よりも不便になることはなく、より多くの情報を取れるようになることには違いありません。情報発信においては上手く活用しながら、実際にサロンへ足を運んでくれる学生さんの数をどう増やしていくのかが鍵です。

美容室経営において新卒求人はとても重要です。1人でも多くの美容学生が集まるようぜひ役立てて下さい。

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