美容師の店長の仕事内容とは? 良い店長になる5つのポイント

美容師の店長の仕事の説明

美容師として誰もが1度は独立を考えますが、その前に目指すのが現在働いている美容室の店長ではないでしょうか。店長の経験があれば、独立後のビジョンも明確になります。この記事では美容師の店長の仕事内容のほかに「良い店長になるためにはどうすれば良いのか」「店長になるにあたって気をつけること」など、ポイントを絞って解説しています。

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良い美容室店長になるための5つのポイント

笑顔で堂々と立っている美容師の男性

良い店長になるためのポイントは主に5つあるといえます。

以下で詳しく解説していきます。

プレッシャーに負けない

まずプレッシャーに負けないことが大切です。店長とはオーナーとスタッフの間に立つ存在です。そのためオーナーからの売上など数字に関することの要望と、現場スタッフの意見に挟まれ胃が痛む思いをすることも多くなるでしょう。そういった上下からのプレッシャーに強くなければ、健全な店長業務をこなすのが難しくなります。

男性の画像
向き不向きもあるね

責任感が強い

美容室の店長とは、店の責任者でありオーナーから運営を任されている存在です。美容師である以上、アシスタントもスタイリストも当然責任感は必要ですが、店長は同じ責任感では務まりません。

  • 運営をオーナーから任されている
  • 店の代表としてお客様から見られている
  • スタッフのリーダーとなる

といった、様々な角度からの責任が伴います。

女性の画像
責任の分やりがいもあるね

スタッフとの関係を大切にする

店長という肩書きにあぐらをかき、スタッフとのコミュニケーションをおろそかにするようでは信頼関係は崩れてしまいます。店長の仕事にはスタッフの管理も含まれます。適切な管理をするためにもスタッフとの関係を良好に保ち、相談や報告を受けやすい環境作りが大切です。

嬉しそうな女性の画像
話しやすい店長がいいな

ルールを守る

美容室の店長はスタイリストとしての業務のほかにも、さまざまな業務が発生します。そのためほかのスタッフと同様のルールでは、仕事がやりにくい時もあるでしょう。

だからといって「店長だからルールを守らなくて良い」というわけにはいきません。もしルール外の行動を取らざる得ないときは、きちんと他のスタッフに説明するようにしましょう。

美容師求人を作成する際のポイント
ルール守らないのは論外だな

しっかり自分の軸を持つ

「良い店長になろう」「最善を尽くそう」と思うあまり、自身の考えの軸がぶれてしまいがちです。しかし店長が優柔不断ではスタッフも不安になってしまいます。一貫性のある人は信頼を得やすいでしょう。

また、スタッフ全員にとって「良い店長」であろうとすると、どうしても矛盾が生じてしまう場面が出てきます。良い店長というのは人それぞれの主観でしかありません。ぶれない自分の軸というものを大切にしましょう。

女性
頼れる存在であってほしいですね

どんな店長を目指すべきなのか

3人の女性が笑って会話する様子

店長には観察力や洞察力、対応力といった、いわゆる「気付く力」が求められます。そしてその気付きに対し、対処したり企画したりといったことを率先して行える「チームをまとめる力」も必要です。チームをまとめるためには仲間から信頼されている必要があり、コミュニケーション能力も当然求められます。

店長は美容室の運営を任されています。しかし運営は店長一人では出来ません。スタッフはもちろん、お客様も上手に巻き込んで1つの美容室を運営していける力、ついていきたくなる魅力が必要不可欠です。

また、店長に求められるスキルと、スタイリストとしての腕はあまり関係ありません。「トップスタイリストだから店長に向いている」、「年長者だから店長が務まる」とはならないのです。そのほか、オーナーと美容室の方向性をしっかり話し合い、ビジョンをすり合わせておくことも重要です。

POINT

気づく力、まとめる力があること、信頼される存在であること。

美容室店長の仕事内容とは

ペンで紙に書き留める人物の手元

スタイリストとしての仕事の他に、店長の仕事内容は主に以下のようなものがあります。

  • 美容室の運営
  • 売上の管理
  • スタッフの育成と管理
  • 顧客管理

大きく言えば、美容室全体をオーナーと共に管理する仕事です。美容室でなにかトラブルがあれば対処するのも、店長の仕事です。そのほかオーナーとスタッフの架け橋的存在でもあります。

スタイリストと並行して店長の仕事をするのは責任も重く、ハードスケジュールになります。そのためトップスタイリスト兼店長となると、体力面の心配も出てきます。

全部を自分一人でやらずに、ほかのスタッフと一緒にできる仕事は振り分けるなどしても良いでしょう。店長の仕事をある程度透明化しておくことはリスク管理にも繋がりますし、後継者を育てるときに教育しやすくなるメリットもあります。

しかし店長手当として他のスタッフより多く給与をもらっている場合、スタッフに仕事を振り分けすぎると不満の原因となります。あくまで手伝ってもらっているということを忘れないようにしましょう。

女性の画像
周りが見えている店長がいいな。

店長になるために気を付けること

丁寧に接客する美容師の女性

店長になるにあたって気をつけておきたいポイントは以下のとおりです。

POINT

1. 機嫌が悪いのを顔や態度に出さないようにする

2. スタッフとコミュニケーションを取る

3. スタッフを人として扱う

4. 特定のスタッフやお客様を贔屓しない

人間なので機嫌が悪いことは誰にでもあります。しかし機嫌によって態度がコロコロ変わる人と、いつもにこやかに対応してくれる人ではどちらが信頼されやすいかは一目瞭然です。

また店長の仕事が忙しいからといって別室にこもって作業し続けたり、スタッフがまるで居ないかのようにパソコン作業に没頭してコミュニケーションをおろそかにしないようにしましょう。スタッフ管理をするためにはスタッフの状態を把握しておくのも店長の仕事です。

店長の仕事は責任も重く、スタイリストだったときよりも心に余裕がなくなることも考えられます。ほかのスタッフが自分より楽をしているように見え、あたりが強くなってしまったり、こき使ったりするようなことが無いようにしましょう。

そのほか、特定のスタッフやお客様を贔屓することは周りに不信感を抱かせ、せっかくの信頼が失われます。平等に接することを心がけましょう。

まとめ

店長はスタイリスト業務のほかに、美容室全体の管理をオーナーから任されている立場です。仕事内容は「美容室の運営」「スタッフ管理」「顧客管理」など多岐にわたります。責任も重く大変な仕事ですが、あなたの魅力にたくさんの人が惹きつけられ、ついてきてくれる花形の仕事とも言えます。店長を任されたということは、あなたにそれだけの魅力があるということ。まずは自信を持って店長業務をこなしていきましょう。

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