美容院の予約なし来院はどう対応すべき?予約の重要性や対処法を解説

美容院の予約なし来院はどう対応すべきか、予約の重要性や対処法についての説明

美容師をしていて、予約なしでお客様が来店してきた経験がある方も多いのではないでしょうか。

本記事では、予約なし来院に対する対応や予約してもらうことの重要性、次回予約を増やすコツなどを解説します。また、もし予約が取れなかった場合の対処法についても紹介しますので、美容院やサロン関係者の方はぜひ参考にしてください。

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予約なしでお客様が美容院に来るとどうなる? 

困った表情で頭を抱える女性

予約をしていない状況でお客様が来院した場合、美容院側が取る対応として、まず挙げられるのが「待ち時間が長くなるが、対応する」というパターンではないでしょうか。対応はできるが、予約が優先になってしまうため、お客様をお待たせしてしまうケースは少なくありません。

もう一つのパターンとして、手の空いているスタッフがいない場合は「対応できないため施術を断る」場合があるでしょう。お店が混んでいる時は飛び込みのお客様に対応する余裕はなく、施術が難しいことがあります。

悩む男女

どうしたらいいんだろう

美容院を予約してもらうことの重要性

お客様と楽しそうに話しながら施術するサロンスタッフ

飛び込みであっても、せっかく来店してくれたのに施術ができないのは、美容院側としては機会損失になってしまいます。

ここでは、予約をとってもらうことの重要性について、美容院側とお客様側それぞれのポイントをまとめました。

美容院側のポイント

お客様が事前予約した上で来店すると、お店側には次のようなメリットがあります。

  • 十分な準備をしておける
  • リピーターの獲得に繋がる
  • 売上を予測しやすい

それぞれ解説しますので、確認していきましょう。

十分な準備をしておける

1つ目に、事前に来店日が決まっていればお客様が来店するまでに猶予があるため、施術に必要な準備をしておけることが挙げられます。

機械の台数や薬剤のラインナップ、スタッフの調整など、施術をするのにあたって多くの準備が必要です。当日飛び込みで来たお客様に対しては必要な準備が間に合わず、最大限のサービスを提供できない場合もあるでしょう。

事前に予約を取ってもらうことで前もって準備をして待てるため、スムーズな施術に繋がります。

POINT
  • サービスに満足していただくためにも準備が必要。

リピーターの獲得に繋がる

2つ目に、店舗を継続的に利用してくれるリピーターの獲得に繋がることが挙げられます。

あらかじめ次回の予約を入れてもらうということは、ほぼ確実に2回以上来店してくれることになるため、リピーター増加が期待できます。また、ヘアスタイルを維持するためには次はいつ来るべきか悩んでしまうお客様もいるため、こちらから次回の来店日を提案することで、来店の周期を作れるでしょう。

さらに、リピータが増えるとサロンの売上が安定するため、経営的な面でもメリットがあります。

女性

来店時期の目安がわかると助かるわ

売上を予測しやすい

3つ目に、予約内容を見ればある程度の売上を把握できるため、サロンの売上を予測しやすいことも挙げられます。

店舗を維持するためには、テナント代や設備費、人件費など、さまざまな費用が必要です。売上がなければ経営は成り立たないため、積極的に次回の予約を取ってもらうことで売上を予測し、経営の安定に繋げていけるでしょう。

お客様側のポイント

反対に、お客様側にとっては、次のようなメリットを感じてもらいやすくなります。

  • 確実な施術を受けられる
  • ヘアスタイルをキープしやすい
  • スケジュールを立てやすい

これらのメリットを伝えていくことがポイントになるため、まずは内容を確認していきましょう。

確実な施術を受けられる

1つ目に、確実な施術を受けられることが挙げられます。

当日飛び込みの場合、他の方とブッキングしてしまい、担当のスタイリストが施術できない場合もあるでしょう。また、他の客に対応している合間に施術しなければならない場合もあるため、慌ただしくなってしまいがちです。

そこで、日時が決まっていれば確実に担当のスタイリストが施術できるため、結果的に高い満足度を得られるでしょう。

POINT
  • 予約をすればスタイリストの確保ができ、目の前の対応に集中できる

ヘアスタイルをキープしやすい

2つ目に、お客様が理想のヘアスタイルをキープしやすいことが挙げられます。

次回の予約が未定のままだと、ヘアスタイルをキープできる期間よりも、来店の間隔が空いてしまうケースは少なくありません。そのため、次の来店目安を勧めて適切なタイミングにお手入れしに来てもらうことで、理想のヘアスタイルを維持してもらえます。

来店の際に今の髪型を維持できる期間を伝え、次に来店すべき期間の目安を把握してもらうと良いでしょう。

男性

期間を教えてもらえると親切だね

スケジュールを立てやすい

3つ目に、スケジュールを立てやすいことが挙げられます。あらかじめ次回予約を入れてもらうことで、お客様の希望する日時に施術を受けられないといったトラブルを防げるでしょう。

予約なしで来店し、施術を受けられないと「せっかく来たのに時間を無駄にしてしまった」と考える方も一定数存在します。

そのため、事前に予約を入れてもらうように声掛けを行い、安定したサービスを提供できるようにすることも欠かせません。

来店時に次回予約に繋げるためにはどうすべき? 

来店の際に次回予約をしてもらうためには、次のようなポイントを意識してみましょう。

  • お客様に特別感を伝える
  • ヘアスタイルをキープできる期間を伝える
  • 満足できるサービスを提供する

それぞれ解説しますので、参考にしてください。

お客様に特別感を伝える

次回予約を積極的に勧めると、「営業されている」「利益に繋げようとしている」といったように、マイナスに捉えるお客様も少なくありません。

そこで、お客様に特別感を伝え、次回の日時を抑えておくメリットを理解してもらうことがポイントです。具体的には、先ほど紹介したメリットを伝え、予約に繋げていきましょう。

特別感を伝える別の方法としては、「既存顧客を大切にしたい」という旨の内容で次回予約を勧めることがおすすめです。

提案の例としては、「新規のお客様が増えている中、既存のお客様を大切にしたいため、次回予約をおすすめしている」「いつも来ていただいているお客様の予約を優先的に受け付けている」などが良いでしょう。

POINT
  • お客様の視点に立ち、どのように伝えるかが大切。

ヘアスタイルをキープできる期間を伝える

先ほどお客様側のメリットの項にて紹介しましたが、ヘアスタイルをキープできる期間を伝えてあげることで、お客様自身が積極的に次回予約を取ってくれるかもしれません。

施術中に、カットなら「シルエットを維持できるのは◯ヶ月」、カラーなら「今の色味を維持できるのは◯週間」といったように、具体的な期間を伝えておきましょう。

また、店内の目に付く場所に必要な情報をまとめて掲載しておくことで、次回予約に繋がりやすくなります。

女性

目安がわかると予約もしやすいな

満足できるサービスを提供する

上記のような工夫も大切ですが、大前提としてお客様に満足してもらえるサービスを提供することが欠かせません。

「また来店したい」と思ってもらえれば自然とリピート率も高まるため、安定した技術やサービスを提供するほか、心地よいと思ってもらえるような店内の雰囲気作りなどを心がけると良いでしょう。

そのほかにも、スタッフの特技などを活かしたサービスを提供することで、他店との差別化にも繋がります。

POINT
  • 質の高いサービスを提供することを最優先に考える。

もし来店時に予約が取れなかった場合の対処法

スマホを操作する女性

店舗とお客様の都合が合わず、来店時に次の来店日を決められなかったという場合もあるでしょう。その際は、次のような対処法がおすすめです。

  • ネット予約サービスを活用する
  • アフターフォローを行う

1つずつ解説します。

ネット予約サービスを活用する

インターネットの予約サービスを利用している場合は、お客様に予約ページのURLを教えておくと良いでしょう。

わざわざお店に電話しなくても予約してもらえるため、お客様としても気軽に次回も来店したいと思ってもらいやすくなります。

LINEやInstagramと連携できる予約サービスもあるため、利用ユーザーの多いSNSを活用したシステムを活用すると、より手軽に来店日時を決めてもらいやすいでしょう。

また、サービスの中には顧客管理やアフターフォロー機能に対応したものもあるため、店舗のマーケティングにも活かせます。

男性

自分のタイミングで予約できるのもいいね

アフターフォローを行う

来店後のアフターフォローを充実させることで、次回の予約を取ってもらえる可能性が高まります。

具体的には、ダイレクトメールやサンキューメールなどを配信し、来店してくれたことへの感謝やお客様にとってのメリットなどを伝えるのがおすすめです。また、次回使えるクーポンや割引券を添えると来店を促しやすくなるでしょう。

嬉しそうな女性

メッセージがあると嬉しくなるわ

まとめ

今回は、予約なしで美容院に来院したお客様への対処法や次回予約の重要性、予約に繋げるためのコツなどを紹介しました。

次回の予約を取ってもらうことは、美容院・お客様の双方に多くのメリットがあるため、来店時に次の来店日を決めやすい体制を整え、安定した売上を立てられるようにしていきましょう。

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