マツエクサロン開業後に失敗してしまう原因とは? アイリスト独立は準備で決まる
今回はマツエクサロンを開業して失敗する原因について解説していきます。
また、失敗しない為の事前準備についても解説していますので、マツエクサロンを開業予定の方、現在マツエクサロンの経営で伸び悩んでいる方は是非参考にしてください。
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マツエクサロンを開業して失敗する原因
まつげエクステは、原価が安いので利益が出やすいですが、これはあくまで集客ができていて売上が上がればの話です。集客ができなければ売上は上がりませんし、そもそも経営していくことも難しくなります。
以下、マツエクサロン経営で失敗しやすい原因を記載していきます。
原因は何だろう?
失敗1:集客できない
まずは、集客できないことです。
集客ができないということはお客様が来ないことですので、売上を作ることができず店舗の家賃やスタッフの給与等を支払うことも難しくなります。オープン当初は割引キャンペーンや新店ということもありお客様も物珍しく来店されるのですが、その後に繋げることが非常に重要になります。
しかし、お客様を再来させるにはお店の雰囲気、施術者の技術スキル、接客スキル、お客様の満足度など多くの項目をクリアしなくてはなりません。
また、マツエクに限っては施術者とお客様との間で信頼関係がとても重要ですので、既に別のサロンに通っているお客様を呼ぶのが難しいのも事実です。
ですので、まずは「お試し」という意味でも、とにかく来店してもらうことが重要です。その後、完璧なスキルでリピーター客として囲うのが理想となります。
お得に試せるなら行くかも
失敗2:アイリスト施術スタッフが集まらない
続いて、施術スタッフが集まらないことです。
マツエク施術には国家資格でもある美容師免許が必要になるためスタッフは限られてきます。自分自身が美容師免許を所持していて、なおかつマツエクのスキルがあれば話は別ですが、免許がなくオーナーとして店舗運営をしていくのであれば最低でも2人はスタッフを集める必要があります。
美容師免許を取得したばかりの新卒者の多くは美容室に就職します。そこから様々な理由で美容師をリタイアされた方がマツエクサロンで働かれている場合が多いです。
しかし、マツエクのスキルを身に付けていない美容師なので、現場で働けるまでには時間もかかります。だいたいですがお客様に入客できるようになるまで最低2~6か月ほど必要になります。
やはりオーナー兼アイリストとして経営するのが一番理想ですし、スタッフにおいても無理に雇用せずに徐々に教育をしながら増やしていかなければ、お客様も満足してくれません。
スタッフの確保は考えておきましょう
マツエクサロンの経営を失敗しないための事前準備
では、マツエクサロンの経営に失敗しないためにはどうすれば良いのでしょうか?
資金を確保してから開業する
まずは、資金を確保できてから開業することです。
マツエクサロンオープン時に必要な開業資金の目安はおおよそ400万円〜600万円です。可能であれば融資なし、自己資金で用意するのが理想です。
確かに、自己資金数十万円程度でマツエクサロンを開業することも可能ですが、その分失敗するリスクも高まります。十分な資金があれば売上が思った通りになり、上がらない場合でもスタッフへの給与や家賃などを支払うこともできます。また、資金があれば宣伝広告や設備投資もできます。
中々自己資金で500万円を用意することは難しいですが、失敗しないためにはとにかく重要なことです。
十分なアイリストスキルを磨いてから開業する
続いて、十分なスキルを磨いてから開業することです。
十分なスキルというとあまりにも雑な表現になってしまいますが、分かりやすく言えばサロン勤務時代に多数の固定客を確保できている状況です。
毎日2名以上の指名客・リピーター客がいて、新規顧客を50%以上の確率でリピーター客に繋げることができるスキルです。開業後はリピーター客を増やしていかなければ安定した経営は難しいです。
このように、「施術スキル=お客様の満足度」となりますので、リピーター客に繋げることができないということは、そもそもの施術スキルに問題があるということになりますので、開業前にスキルを磨くことが重要です。
リピーターができるぐらいのスキルね
まとめ
まとめになりますが、マツエクサロンを開業後に失敗してしまう原因は、集客とスタッフの雇用が大きな要因です。
まずは、サロンの勤務時代に経営ノウハウを身に付け、さらに資金とスキルを確保できれば成功する確率は上がります。そのあとに正しい場所やターゲット顧客に合わせた内装等をそろえていく必要があります。