アプリで売上管理するメリットは? 導入のポイントやおすすめアプリを紹介
「店舗の売上管理に手間がかかっている」
「もっと楽に管理する方法が知りたい」
そんな悩みを抱えている方は少なくないでしょう。そこでおすすめなのが、アプリによる売上管理です。
本記事では、アプリによる売上管理がおすすめな理由や気をつけるべきポイント、おすすめのアプリなどを紹介します。
売上管理アプリを導入し、業務の効率化や精度の高い経営分析に繋げていきたい方は、ぜひ記事を参考にしてください。
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アプリでの売上管理がおすすめな理由
アプリによる売上管理がおすすめな理由は、次の通りです。
- 会計業務が楽になる
- 簡単に正確なデータを管理できる
- 直感的な操作で分析しやすい
それぞれについて解説します。
とても便利そう!
会計業務が楽になる
手作業で売上情報や顧客情報について管理するよりも、会計業務が圧倒的に楽になることが挙げられます。アプリをダウンロードするだけで導入が完了するため、簡単に売上管理を始められるでしょう。
また、売り上げた商品の情報だけでなく、顧客データの管理や在庫管理、それらのデータの分析などを行えるアプリもあるため、店舗の経営に役立つさまざまな機能を活用できます。
これらの会計・経営業務が自動化できるため、人件費や他ツール導入のコストカットにも繋がります。
簡単に正確なデータを管理できる
アプリでデータを管理することで、簡単かつ正確に売上データを管理できます。クラウド上にデータが保管されるため、インターネット環境に万が一トラブルが生じた場合でも、データが失われることはありません。
また、クラウド保存によるデータは異なる店舗間で共有できるため、複数店舗を運営している場合でも全体の売上を可視化しやすいでしょう。それぞれの店舗の強みや弱みを発見し、経営戦略に役立てることも可能です。
直感的な操作で分析しやすい
アプリは導入が簡単なうえ、直感的な操作で売上情報を入力・管理できることが特徴です。そのため、担当者が複数人いても対応しやすく、分析結果の確認や戦略立てがスムーズに行えます。
売上や顧客情報、在庫管理、データ分析は、アプリで一括して行えます。そのため、手動や複数ツールを使った経営分析を行っている場合は、アプリでの管理に移行することでコストカットだけでなく、業務の効率化にも繋がるでしょう。
アプリで売上管理する際に気をつけたいポイント
売上の管理にアプリを導入する際、注意すべきポイントは次の通りです。
- 導入の目的を明確にすること
- アプリの使いやすさを確認すること
- 収集したデータをもとに経営戦略を考えること
それぞれについて、解説していきます。
導入の目的を明確にすること
導入する目的をしっかりと決めておき、自店舗に適したサービスを選ぶようにしましょう。何のために導入するのか、またそのためにはどのような機能を求めているのかを事前にはっきりさせておくことが大切です。
それぞれのアプリで特徴や機能が異なるため、業務内容に合っているものを選ぶようにしてください。特徴の例として挙げられるのは、データ管理に特化したものや、在庫管理に向いているもの、POSレジ機能がついているものなどです。
また、店舗のなかでも美容院や美容サロン、リラクゼーションサロンなどで導入すべき機能が異なるため、あらかじめ必要な機能を確認したうえでシステムを導入しましょう。
アプリの使いやすさを確認すること
機能だけでなく、使いやすさも考慮して選ぶ必要があります。
たくさんの機能が備わっていたとしても、それぞれの機能を使いこなせなければ意味がありません。また、売上管理の担当者がアプリを使えなければいけないため、慎重に検討しましょう。
おすすめなのは、複数人でデータを共有できる機能があるものです。店舗間の共有だけでなく、店舗スタッフのなかでも共有できると効率的に売上を管理しやすいでしょう。
また、アプリのサポート体制についてもしっかりと確認しておくことが大切です。無料のサービスはトラブルや不具合時のサポートが不十分な場合もあるため、使用前に機能面だけでなくサポート面でも安心して使えるかを見極めるようにしてください。
使いやすさだけでなく、リスクにも備えておきましょう。
収集したデータをもとに経営戦略を考えること
売上データを集めて終わりではなく、そのデータをもとに経営戦略を練っていくことが欠かせません。
売上分析は、店舗の経営状況を把握し、今後より良い方向へ改善していくために欠かせません。商品の売れ行きや市場の動向による売上の変化、目標に対する店舗の数字、今後の売上予測など、見るべき項目がたくさんあります。
また、それぞれの数値を売上分析のフレームワークに当てはめ、精度の高い分析を行うこともおすすめです。
売上管理におすすめなアプリを紹介!
ここでは、売上管理におすすめのアプリとして、次の3つのサービスを紹介します。
- Square POSレジ
- TapPOS レジ 売上げ 在庫管理
- PayPay店舗用アプリ
それぞれの特徴について解説しますので、ぜひ検討してみてください。
Square POSレジ
「Square POSレジ」は、iPadを使用してレジとして導入されることが多い会計アプリです。
名前に「POSレジ」とあるようにPOSデータの管理を得意としていますが、売上レポート機能や在庫情報などを把握できるため、売上管理アプリとしても活用されています。
レジと一括して管理できるほか、キャッシュレス決済に対応していたり、ネットショップと連携してデータを管理できたりすることも特徴です。
また、請求書の作成も行えるため、経営において便利な機能が揃っているといえます。
- POINT
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キャッシュレス決済やネットショップとの連携、請求書の作成にも対応。
TapPOS レジ 売上げ 在庫管理
「TapPOS レジ 売上げ 在庫管理」は、シンプルな操作で売上を管理できるアプリです。
基本的な売上管理のほか、商品の在庫管理や統計情報、レポートを確認することもできます。
また、バーコードによる商品管理や帳簿管理、利益算出などの機能が搭載されているため、売上管理のほかにも店舗運営に役立つツールを活用できるでしょう。シンプルな管理ツールを探している方におすすめです。
- POINT
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シンプルでありつつバーコードによる管理機能があり、店舗運営にも役立つ。
PayPay店舗用アプリ
「PayPay店舗用アプリ」は、PayPayによる支払いに対応した店舗向けの会計アプリです。QRコード決済が普及した昨今において、PayPayは利用率No.1であるため、多くのレジシステムに導入されています。
スマホからお客様のコードを読み取って会計処理ができるほか、取引情報の確認や返金処理にも対応しています。
QRコード決済以外の決済方法も用意しておく必要はありますが、PayPay支払いの対応をスムーズにできるツールとして有効です。
- POINT
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QRコードでの決済が可能。普及率が高く、支払いをスムーズに対応できる。
まとめ
本記事では、アプリで店舗の売上を管理することがおすすめな理由や導入の注意点、おすすめのアプリなどを紹介しました。
売上管理を自動化することで、会計業務にかかる手間を減らせるだけでなく、正確なデータ管理・分析が可能になります。また、複数の店舗で情報を共有し、経営に活かしていくこともできるでしょう。
導入の際は目的を明確にし、店舗の業種や業態によって必要な機能が搭載されているツールを選ぶことがポイントです。会計業務が効率化できるおすすめアプリも挙げましたので、ぜひ参考にしてみてください。