クリエイタースタジオとは?メリットや使用の手順、注意点などを解説

Instagramを運用している方のなかには、「毎日投稿を作るのが大変」「予約投稿ができたら楽なのに」と思う方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、「クリエイタースタジオ」というツールです。

今回はツールの基本情報について紹介したのち、メリットや使い方を紹介します。Instagramを効率的に運用したい方は、ぜひ参考にしてください。

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クリエイタースタジオの基本情報

スマホを操作する男性

Instagramには予約機能がありませんが、親会社のFacebookがリリースしている公式ツールの「クリエイタースタジオ」を使うことで投稿の事前予約が可能になります。フィード投稿に対応しており、投稿の分析も行えます。

また、カレンダー機能を使って過去の投稿や投稿の日時を確認できるため、どのようにアカウントを運用してきたのかを把握しやすいことも特徴です。

予約投稿機能を使うためには、InstagramのビジネスアカウントとFacebookアカウントが必要です。ただし、ストーリーズやリールには対応していないため、ストーリーの予約投稿をしたいと考えている方は注意してください。

POINT
  • 投稿を事前予約できる。
  • カレンダー機能で過去の投稿も確認できる。
  • InstagramのビジネスアカウントとFacebookアカウントが必要。

クリエイタースタジオを使うメリットとは? 

パソコンで作業している女性

主なメリットとして、次の4点が挙げられます。

  • 無料で利用可能
  • 予約投稿に対応
  • パソコンからの投稿にも対応
  • 投稿やフォロワーの分析が可能

それぞれ解説しますので、内容を確認しましょう。

無料で利用可能

投稿や分析など、全ての機能を無料で使えます。

外部アプリやツールを使った運用方法もありますが、クリエイタースタジオは公式の無料ツールであるため、安心して利用できるでしょう。

嬉しそうな女性

無料でしかも安心

予約投稿に対応

予約投稿が可能なため、忙しい合間を縫って投稿する必要がなく、時間のある時にまとめて投稿を用意できることが強みといえます。

Instagramをビジネスシーンで有効活用するためには、毎日投稿を継続していくことが欠かせません。とはいえ、アカウントの運用だけに時間を割いていては他の業務が進まなくなってしまうため、効率的な運用方法を探している方も多いのではないでしょうか。

予約投稿機能を活用することで、事前に作成しておいた投稿を好きな時間帯にアップできます。ユーザーに閲覧されやすい時間帯は、お昼の休憩時間や仕事終わりの時間であるため、毎日決まった時間帯に予約を設定しておくことでアクセス増加が見込めるでしょう。

POINT
  • 好きな時間に投稿、予約できる。

パソコンからの投稿にも対応

パソコンから投稿できるため、仕事中にパソコンをメインで使っている方にとって便利に感じられるでしょう。

画像の編集作業や投稿データの管理をパソコンで行っている方も多く、わざわざスマホに切り替えて投稿するのが面倒に感じていた方もいるのではないでしょうか。そのような場合、クリエイタースタジオを使うことで投稿作業をスムーズに行えます。

男性

スマホへの移動がなくて便利だね

投稿やフォロワーの分析が可能

自分の投稿やアカウントをフォローしているフォロワーの分析を行えるため、効率的な運用でマーケティング精度の向上が期待できます。

具体的には、投稿の表示回数や性別・年齢などのフォロワー属性、ユーザーが多くログインしている時間帯といった情報が閲覧可能です。また、インサイトデータの中からハッシュタグからの流入についても数値を把握できます。

そのため、得られたデータをもとに投稿する時間帯を考えたり、フォロワーの興味関心に沿った投稿を作成したりしやすくなるでしょう。ひたすら投稿を積み重ねてもマーケティング効果を高めることは難しいため、分析結果からより効果的な投稿をしていくことが重要です。

POINT
  • 分析ができるため、改善しながら効率的に運用できる。

クリエイタースタジオを使うための準備

机の上に置いてあるノートパソコンと手帳、スマホ、メガネ

ここでは、ツールを使うために必要な準備について解説します。

まずは、Instagramのプロアカウントを作成する必要があります。手順を以下にまとめましたので、まだ準備が完了していない場合は参考にしてください。

  1. Instagramを開く
  2. 「設定」の中にある「アカウント」を選択
  3. 「プロアカウントに切り替える」を選択
  4. 「クリエイター」もしくは「ビジネス」を選択

以上で完了です。次に、連動するためのFacebookアカウントを用意しましょう。

用意できたら、Instagramにて次の手順で連動させます。

  1. 「アカウント」の項目から「リンク済みのアカウント」を選択
  2. 「Facebook」を選択後、「リンク」を選択

ここまで進められたら、アカウントがリンクできているか確認するために、クリエイタースタジオのホームページにアクセスし、FacebookとInstagramのアイコンが並んでいる中の「Instagramのアイコン」をクリックします。

女性

あっという間に連携できるのね

クリエイタースタジオを使って予約投稿する手順

時計とカレンダー

前項の準備を終えたら、予約投稿ができるようになるため、ここではその手順について解説します。

まずはクリエイタースタジオにログインし、ページ上部にあるInstagramのアイコンをクリックして切り替えましょう。

続いて、左上にある「投稿を作成」から「Instagramフィード」をクリックし、投稿内容を入力していきます。「あなたの投稿」と書いてある下の蘭にキャプションを入力し、さらに下にある「+コンテンツを追加」から画像や動画を追加してください。

注意点として、キャプションを入力する際、段落の最後の文字を連続する記号や絵文字にすることはできないため覚えておきましょう。(例:「!!!」「??」など)

画像をトリミングしたりタグ付けしたりする場合は、画像選択後、画像の下に表示されるボタンをクリックして行えます。

投稿内容を決めたら、右下にある「公開する」ボタン横の三角形のマークをクリックできるようになるため、必要に応じて次の設定をしましょう。

  • 今すぐ公開:準備した画像を今すぐ投稿する
  • 投稿日時を指定:日時を指定して予約投稿する
  • 下書きとして保存:編集途中の投稿を保存する

もし予約した投稿を編集したい場合、「・」が3つ並んだマークをクリックし、「編集」を選択すると再度編集画面が表示されます。

男性

難しくはなさそうだね

クリエイタースタジオを使う際の注意点

スマホを持って驚いている表情の女性

クリエイタースタジオは便利なツールですが、使う前には次の3つの注意点を確認しておきましょう。

  • ストーリーズやリールの投稿は別のツールが必要
  • スマホからは投稿できない
  • CSVダウンロードは非対応

1つずつ解説していきます。

ストーリーズやリールの投稿は別のツールが必要

冒頭にも述べたように、フィード投稿ではなくストーリーズやリールを投稿したい場合は、別のツールを使う必要があります。

もしストーリーズやリールも予約投稿したい場合は、PCとスマホのどちらからも無料で利用できるMeta Business Suitなどがおすすめです。

フィード投稿だけでなく、ストーリー機能も活用すると効果的にエンゲージメントを高められるため、必要に応じて活用すると良いでしょう。

POINT
  • 「Meta Business Suit」ならストーリーズやリールも予約投稿ができる。

スマホからは投稿できない

クリエイタースタジオのスマホアプリは存在しますが、Instagramには対応していないため、スマホから予約投稿をすることはできません。

そのため、基本的にはパソコンでの操作が必要となります。もしパソコンを持っていなかったり、操作に慣れておらず上手く使えるか分からなかったりする場合は、スマホに対応したアプリやサイトを使うと良いでしょう。

スマホの場合は、公式アプリの投稿画面にある「詳細設定」から「この投稿を日時指定」をタップし、好きな日時を選択して設定できます。また、上述で紹介したMeta Business Suitや、外部アプリのStatusbrew、Lateなどを活用することもできます。

POINT
  • スマホから投稿したい場合は「Meta Business Suit」などを使用する。

CSVダウンロードは非対応

投稿やフォロワーの分析を行う際、データをエクセルなどにまとめたいと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、CSVのダウンロードには対応していないため、エクセルなどでデータを管理したい場合は、手動で数字を打ち込む必要があることを押さえておきましょう。

また、エンゲージメントなどのデータは過去7日間までしか保存されず、正確なデータを残しておきたい場合はこまめにチェックしなければならないため注意しましょう。

CSVデータを使いたい場合は、他の分析ツールを併用することで対応できます。

講師の女性

データの保存、管理は他のツールを調べてみましょう

まとめ

今回は、Instagramで予約投稿や投稿・フォロワーの分析を可能にするためのツールである「クリエイタースタジオ」について解説しました。

毎日少しずつ投稿をするのは大変ですが、ツールを活用することで運用の手間を効率化できるため、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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