
これまで、「サロンの生産性を上げるためにはどうすれば良いか?」というテーマで、さまざまな考え方をお伝えしてきました。
ですが、実際にどこまで実行できているでしょうか?
正直なところ、美容師・理容師としての技術だけで生産性を高めることは、不可能ではないものの、非常に難しくハードルが高いと私自身も感じています。
では、どうしたらより現実的に生産性を上げることができるのでしょうか?
その答えの一つが、今話題になっている「美容室のDX化(デジタルトランスフォーメーション)」の中にあると考えています。
美容業界にはITもAIも関係ない──は本当か?
よく聞かれる意見として、
「美容業界にはITやAIは関係ない」
「だからDX化なんて必要ない」
といった声があります。
しかし、この考え方は大きな誤解であり、これを信じ続けていると、時代の流れに取り残されてしまうリスクがあるのです。
いずれ経営が難しくなる可能性もあります。
なぜ、そう言えるのでしょうか?
ひとつ例を挙げてみましょう。
DXはすでに始まっている
みなさんは、今サロンの集客をどにように行っていますか?
かつては、新聞折込やリーフレット、ダイレクトメール、紹介などが中心でした。
しかし現在では、おそらく多くのサロンが「ホットペッパービューティー」を利用しているのではないでしょうか?
では、ホットペッパービューティーはDXではないのでしょうか?
お客様がサロンを探し、スタイリストを選び、メニューを選び、そして予約までする──
この流れはすべて、デジタルの仕組み(=DX)の中で完結しています。
24時間いつでも予約できる仕組みを取り入れているサロンは、それだけでビジネスチャンスを大きく広げているのです。
これは、お客様の消費行動が変化している証拠です。
そして、この変化はサロン経営とは無関係ではありません。
今、必要なのは「どう変えていくか」の視点
もし「美容業界にはITやAIは不要だ」と考える人がいたとしたら、今のこの現実をどう説明するのでしょうか?
このDMMオンラインサロンを見てくださっている皆さんの中には、きっとそのような考えの方はいないと思っています。
だからこそ、私は改めて「これからの理美容業界におけるDX化」について、自分の考えを発信していきたいと思っています。
※こちらのコンテンツはDMMオンラインサロン内での企画となります。
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理美容室の新規オープンに特化したシステムでスタートし、成功する運営ノウハウを伝授。
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