美容師が独立するメリットと独立に向けての必要な準備とは?

美容師が独立するメリットと必要な準備の説明

この記事では、美容師として独立を考えている方に向け、メリットと独立に必要な準備をメインにお伝えしていきます。自分の夢や理想を叶えるために頑張るのであれば、そのために何をすべきか知っておきましょう。わからないことによる不安は、知ることによって払拭されます。未知は怖いですが、わかってしまえば案外行動に移せるものです。具体的な目標を立て、独立に向けての一歩を踏み出してみませんか?

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美容師の独立のメリットとは?

OPENの札がかかったお店の外観

まずは、そもそも美容師として独立するメリットには何があるのかを明確にしていきましょう。自分がどうして独立したいと思っているのか、改めて考えを確認しながら以下を読んでみてください。

自由が利くようになる

美容師として独立すれば、美容室となる建物や営業時間をある程度自由にできるようになることはメリットです。雇われ美容師だと、出勤する曜日も時間も決まっていますよね。もちろん、建物だって自分の思い通りにするわけにはいきません。

しかし、独立すれば美容室となる不動産選びから自分で行えます。どんな雰囲気のインテリアが良いのかも考え、不動産会社やリフォーム業者と一緒になってアイデアを出し合い、理想の美容室を構えられるでしょう。

営業時間も自由に設定できるので、何曜日に休みにしたいか、営業時間はいつからいつまでとしたいかを自分で決められます。

もちろん、すべて自分で決めることになると責任も伴います。独立後、利益を考えず自分の好きなようにやるだけでは失敗してしまうこともあるでしょう。ですから、完全に自由とは行かないものの、ある程度柔軟に動けると言った方が適切かもしれませんね。

収入が上がる可能性がある

美容師として独立すれば、収入が上がる可能性があります。雇われている場合は、固定給であったり時給制であったりするので、ある程度上限は見えていますよね。

しかし、自らがオーナーになれば、売り上げのほとんどが自分のものとなります。ここが独立後に多くの方が夢に見るところですね。

雇われているままでは収入アップは見込めないと区切りを付けたい場合や、もしかしたら失敗するかもしれないけれど、自分の力を試したいと思うのであれば、思い切って独立してみるべきでしょう。失敗するかなと後悔することを恐れてただ悶々としているよりは、成功を夢みて踏み出した方がスッキリするのではないでしょうか。

独立に適したタイミングはいつ?

美容室の店内にいる女性の美容師

美容師が独立するのに適したタイミングは、資格を取得してから10年前後と言われています。ですから、年齢にしてみると30歳くらいです。

なぜ30歳が独立に適したタイミングなのかというと、20代から働いて資金がある程度貯まっていることと、経験がそれなりにあることが独立に好都合だからです。

もちろん独立は何歳になってもできます。しかし、20代だと顧客が若い人を好む傾向にあるものの、独立に必要な資金を貯める余裕がありません。逆に40代からだと、美容師として活躍することもできますが、経営者に回る選択肢も生まれてきます。また、立ち仕事になるため体力面も考え始めなければなりません。

以上の理由から、30歳くらいからが独立に向いているタイミングと言えます。

独立前にやっておきたいこと

お札の束、通帳、電卓、印鑑などが置いてある机の上

独立前には、具体的にどんなことをやっておけば良いのでしょうか。考えずに行動に移すこともできますが、失敗や後悔をしないためには入念な準備も必要です。しっかりと成功するイメージを見据えて、やるべきことを今やっておきましょう。

資金を貯めておく

美容師として独立するのであれば、独立資金として最低でも1,000万円を貯めておく必要があるでしょう。

独立資金には、美容室となる建物の購入や、外装と内装の工事費用、スタッフのお給料や宣伝費などが含まれます。もちろん、美容師の必需品を買いそろえる必要もあるので、できるだけ貯金をしておく必要があります。

ただし、現実問題30歳で貯金が1,000万円ある美容師の方は少ないでしょうし、仮にあったとしても一気に手元のお金がなくなるのは不安なものです。よって、一般的には金融機関から融資を受けます。それでも貯金をおすすめするのは、経営が軌道に乗るまで利益が出なかった場合に返済が遅れないようにするためです。

コミュニケーションスキルを身に着ける

独立して美容師としてやっていくためには、お客さんの口コミも大事になってきます。今はSNSで簡単に誰もが口コミを見られるようになったので、お客さんとの距離感を大切にしなければリピーターになってくれません

たくさんのお客さんの髪を切って経験を積めていても、どこか雇われていることが頭にあると、オーナーになった時に責任感が欠けたままになってしまいます。初対面のお客さんがまた来てくれるよう、会話した方が良いのか、しない方がいいのか、会話をするとしたらどんなことを話せばいいのかを学ぶことが重要です。

オーナーになるとコミュニケーションスキルはより重要になってくるので、利益を確保するためにも気を抜かずにお客さんと接するようにしましょう。

経営学を学ぶ

独立前には、美容師として腕やコミュニケーションスキルに加えて経営についても学んでおく必要があります。

美容師としての仕事にプラスして、経営者としてやっていかなくてはなりません。そんな時に役に立つのは経営学です。理論的なところは抜きにして、実践で役立つ知識を身に着けることが重要です。効率的に学び、独立に結び付けられる知識を蓄えましょう。

美容師独立のために必要な準備と流れ

男性の美容師がお客様の髪を切っている様子

ここからは、美容師として独立するために必要な準備とその流れを説明します。どんな準備が必要なのか、どんな流れで独立をするのかを知れば、独立までのイメージがつきやすくなるでしょう。独立がまだ未来の話でも、イメージを明確に持っておくと将来の選択肢が広がります。

美容室の理想像を決める

独立するなら、どんな美容室にするかイメージを確立させていきましょう。漠然とした独立したいという思いだけでは、オーナーとしてやっていくまでにつまずいてしまいます。

  • 開業するとしたらどのあたりにしたいのか
  • ターゲット層は何歳なのか
  • 外観はどうするのか
  • 車場は何台にするのか

などなど、決めることはたくさんあります。実際にイメージ通りにできるかは置いておいて、まずは理想をしっかりと決めるようにしましょう。

物件を探す

独立して美容室を作るなら、物件探しは必須です。不動産会社に相談し、理想の立地やコンセプトに合った土地と建物をゲットしましょう。

もちろんお金がないと借りたり買ったりすることはできないので、物件を探すまでに資金集めをしておくことが重要です。融資を受け、返済していけるだけの物件を探してみましょう。

開業手続きをする

最後に、開業手続きをしたら美容師として独立できます!開業手続きですべきことはたくさんあるので、どこで何をするのかを押さえておきましょう。

税務署  個人事業の開廃業届出書
 青色事業専従者給与に関する届出書
保健所  開設届
 施設の位置図
 構造・設備の概要
 従業者名簿と美容師免許証
 医師の診断書
都道府県税事務所  事業開始等申告書

まとめ

美容師が独立するメリットは、自由が利くようになることと、収入アップの可能性があることです。また、独立に向けては資金の準備とお客さんとのコミュニケーションスキルを上げる必要があります。いざ独立するという時になれば開業手続きが必要なので、どこで何の手続きをするのか把握しておきましょう。独立にリスクがないとは言えませんが、成功を夢見てやってみる価値はあるでしょう。

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