美容室の運営で経費にできる費用とは? 科目と内訳などをしっかり知ろう

美容師・美容院の経費についての説明

独立して美容室を運営するのであれば、経費についても知っておく必要があります。過去にお金の勉強や、副業などの確定申告をしたことがある人ならば知っているかもしれませんね。しかし、美容室を運営する場合には、どこからどこまでを経費としていいのかあいまいな部分もあります。今回は、最初にそもそも経費とは何かを説明した後、何を経費として計上できるのかをご説明していきます。独立後のことを想像して参考にしてみてくださいね。

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経費とは何なのか?

通帳を見ながら電卓で計算している様子

経費とは、事業を行っていく上で必要になる費用のことです。そして、経費は確定申告に記載でき、その分を考慮して所得税が決まります。

ここでもう一歩踏み込んで覚えておきたいのは、

経費には
「固定費」と「変動費」
の2種類あることです。

固定費とは

その名の通り美容室を運営する上で固定してかかってくる費用のことです。具体的には家賃や光熱費などですね。定期的に支払う必要があるものと覚えておきましょう。

変動費とは

定期的に必要となる費用ではないもののことを言います。美容師であれば、仕事道具であるハサミや宣伝費は変動費となります。そして変動費の特徴は、売上によって変わることです。

美容室経営で経費にできる費用科目は?

疑問を抱えている女性

どの費用を経費にできるかは、実は明確に決まっているものもあれば、あいまいな基準になってしまっているものもあります。一応ベースとしての考え方は、事業を行う上で必要な費用であり、プライベートで使う費用ではないというものですね。経営に関係するかどうかで、支払ったお金が経費に計上できるかが決まります。

先ほど少しご紹介しましたが、経費となる費用をまとめておきます。

  • 家賃(売上の10%が固定費として計上できる)
  • 水道光熱費
  • 人件費
  • 材料費
  • 通信費

家賃は固定費として計上できますが、気を付けなければならないのは売上の10%が相場になっていることです。家賃のすべてが経費として認められるわけではないので注意しましょう。とはいえ、あくまで相場ではあるので細かい計算をするともう少し多く経費に計上できる場合もあります。

水道光熱費は、美容室なら水道も電気もよく使うので経費として計上できるのはありがたいですね。その他にも、エアコンや照明にも電気代がかかります。ちなみに、今多くなっているパソコン1つで仕事を行う「ノマドワーカー」も、家で仕事をした場合にエアコン代などは経費として計上できることもあります。オフィスで働かなくても、家が職場になるのならエアコンも必須になりますからね。このあたりは公平性が保たれていると言えるでしょう。

もしアシスタントを雇うことになれば、人件費も経費に含まれます

相場は、1人あたり月に25万円です。

お客さんが増えてきたら人を雇うことも考えなければならないので、人件費は経費のうちの固定費になると覚えておいてくださいね。

美容室を運営するなら、材料費にはシャンプーやコンディショナーの費用が含まれます。ヘアカラー剤やスタイリング剤なども同様です。当然ながら、お客さんが増えれば材料費も増えているので経費となる費用が多くなっていきます。逆に、お客さんがつかない最初のうちは材料費はかなり少なくなることもあります。

そして通信費は、今の時代に欠かせないインターネットや電話にかかる料金のことですね。従来は電話予約も多かったですが、近年はインターネット予約が増えてきています。お店に置いておくパソコンなどを購入し、経費にすることもできます

経費の判断が難しい費用について

頭を抱えて困った表情の女性

美容師として独立を考えている時に、「これは経費に入るのかな?」と疑問に思う費用も出てくるでしょう。特に変動費は毎月、あるいは毎年かかる費用ではないため迷うところも多いはず。では、どういったものが経費にできるのかを見ていきましょう。

消耗品費

経費の中には「消耗品費」と呼ばれるものがあります。美容室ならば、ハサミや櫛、タオルなどに当たります。

これらは事業を行う上で必要な道具なので、経費計上できることになっています。一応国税庁では、消耗品費の定義を以下のように定めています。

  • 「帳簿、文房具、用紙、包装紙、ガソリンなどの消耗品購入費」
  • 「使用可能期間が1年未満か取得価額が10万円未満の什器備品の購入費」

税金

意外に思うかもしれませんが、実は税金も経費に計上できることがあります。税金は様々なところでかかりますが、経費の中でも変動費の扱いです。

ただ、個人事業主か法人かで経費として計上できるか異なる点もあるので、いざ独立するとなったら、自分はどちらになるのかを把握してから経費を計算してみましょう。

個人事業主になった場合、経費として計上できる税金には消費税や個人事業税、登録免許税、固定資産税、自動車税、不動産取得税があります。

たくさんの税金が経費となることは嬉しいですが、管理が大変である点を考えると一概には喜べませんかね。確定申告を行う際には1月から12月までのお金の流れを把握し、まとめる必要があります。税金の管理も日々行わなければ確定申告をする2月3月が大変なことになるので、定期的にパソコンなどで支払った税金もまとめておきましょう。

保険料

建物や、中の道具などを守るために加入した保険料も経費として計上できます。形がないものなので経費にできると思っていない人も多いですが、これは知らないと損でしょう。火災保険や自然災害に備えた保険、盗難などに備えた保険も経費の中の変動費となります。

まったく保険に入らないまま美容室を経営するのも不安ですし、経費にも入るので自衛として納得できる保険に加入しておくことをおすすめします。色々なプランがあるので、事業者向けのプランなどを探して保険相談をすると良いでしょう。

衣類やアクセサリーは経費になる?

衣類に囲まれ困った表情の女性

美容師として働く上で、衣類やアクセサリーは経費になるのでしょうか。結論から言うと、衣類やアクセサリーは経費に計上できません。

美容師は、仕事柄清潔感やおしゃれさが求められます。だからこそ、仕事着として選ぶファッションには気を遣うものでしょう。しかし、私服であれば事業を行う上で必然であるとは言い切れないことから、経費にはできません。例外として、制服があるならこれは消耗品費となりますが、美容師が制服を来ているところはあまりありませんね。

難しいのは、仕事の時のみ着る服であれば経費として認められる場合があることです。このあたりはあいまいさが回避できないと言えます。私服として着ていないことが証明しづらいからです。

仕事をする上でしているアクセサリーも経費として計上できません。指輪やピアスは、美容師の仕事をする上で必要不可欠とは言えないからです。トレンドを追って季節感を出すならアクセサリーだけでも結構な値段となりますが、残念ながら自腹で買うことになります。

まとめ

今回は、経費とは何かを解説した時に、固定費と変動費について学びました。何を経費として計上できるかは決まっているものの、この記事で実はあいまいになっているものもあると判明したでしょう。不安であれば税務署の相談窓口を利用して聞くこともできるので、確定申告の時期になる2~3月に会場に行ってみるか、電話で相談することをおすすめします。大変な仕事ですが、これも美容師として独立するために必要な作業です。

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